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実家じまい・空き家

実家じまいの費用の内訳。片付け・解体・売却・税金の考え方

11月4日更新約5分で読めます

このテーマのまとめ実家じまい・空き家

実家じまいにいくらかかるのか。いちばん気になるところですが、家の広さ、荷物の量、建物のつくり、場所、選ぶ道で金額は大きく変わります。このサイトでは、出典を確かめられない相場の金額は書いていません。その代わり、費用の種類と、金額が何で決まるか、見積もりの比べ方をまとめました。

先に結論
  • 実家じまいの費用は、片付け、解体、売却、登記、税金の5つに分かれる
  • 金額は家ごとに大きく違う。相場より、複数の見積もりを同じ条件で比べることが大事
  • 売ったときの税金は、特例が使えると軽くなることがある。期限と要件は国税庁で確かめる
目次
  1. 実家じまいの費用は5つに分かれる
  2. 片付けの費用を左右すること
  3. 解体するかどうかで費用が変わる
  4. 売るときにかかるお金と、手元に残るお金
  5. 税金を軽くできる特例を確かめる
  6. 費用を兄弟でどう分けるか

実家じまいの費用は5つに分かれる

費用中身金額が変わる主な理由
片付け家財の仕分け、運び出し、処分荷物の量、間取り、階段やエレベーターの有無、自分でする割合
解体建物の取り壊し、廃材の処分建物のつくり(木造など)、広さ、道の幅、ブロック塀や庭木
売却不動産会社への仲介手数料、契約書の印紙など売り方(仲介か買取か)、売れた価格
登記相続登記の登録免許税、司法書士への報酬不動産の評価額、自分でするか頼むか
税金持っている間の固定資産税、売ったときの所得税・住民税評価額、売れた価格、特例が使えるか

このほか、売るまでの間の電気や水道の基本料金、火災保険、見回りの交通費もかかります。遠方の実家ほど、通う費用が積み重なります。

関連記事実家じまいの進め方。誰も住まなくなった実家を売る・貸す・残すの考え方

片付けの費用を左右すること

片付けは、業者に全部頼むか、家族でどこまでするかで大きく変わります。

業者に頼むときは、見積もりに何が含まれているか(運び出し、処分、清掃、買取の差し引き)を確かめ、追加料金がかかる条件を書面で聞いておきましょう。

解体するかどうかで費用が変わる

建物が古く傷んでいると、解体して土地として売ることを考える人もいます。ただし解体には費用がかかり、住宅が建っている土地の固定資産税の軽減がなくなることもあるため、解体してから売れるまでの期間が長いと負担が増えます。

古い家でも、建物付きのまま買う人や業者がいることもあります。解体するかどうかは、不動産会社に「そのままの場合」と「更地の場合」の両方で話を聞いてから決めると安心です。

関連記事実家が売れないときの理由と対策。古い家や田舎の家を手放す方法

売るときにかかるお金と、手元に残るお金

売却では、売れた金額がそのまま手元に残るわけではありません。仲介手数料、登記、印紙、場合によっては片付けや解体の費用を差し引き、利益が出れば税金がかかります。

仲介で売るか、業者に買い取ってもらうかで、手数料の有無や売れる価格が変わります。違いは次の記事で比べています。

関連記事不動産の買取と仲介の違い。実家を売るならどちらが合うか比べ方

税金を軽くできる特例を確かめる

相続した実家を売ったとき、要件に合えば譲渡所得から最高3,000万円を控除できる特例があります(被相続人の居住用財産、いわゆる空き家の特例)。国税庁によると、主な要件は次のとおりです。

ほかにも耐震の基準や取り壊しの条件などがあり、確定申告と市区町村が出す書類が必要です。使えるかどうかは、売る前に税務署や税理士に確かめてください。

費用を兄弟でどう分けるか

実家じまいの費用を誰が出すかは、決まりがあるわけではありません。揉めないためには、先に考え方をそろえておくことが大切です。

専門家に相談したほうがよいとき
  • 売ったときの税金や特例が使えるか知りたいとき(税務署、税理士)
  • 相続登記の費用や手続きを確かめたいとき(法務局、司法書士)
  • 兄弟の間で費用の負担がまとまらないとき(弁護士)

よくある質問

実家じまいの費用の相場はいくらですか

家の広さ、荷物の量、建物のつくり、場所で大きく変わるため、このサイトでは決まった金額を示していません。同じ条件で複数の業者に見積もりを取って比べることをおすすめします。

お金がなくても実家じまいはできますか

売却する場合は、売れたお金から費用を払う形にできることがあります。荷物があるまま買い取る業者もあります。条件は業者ごとに違うので、見積もりで確かめましょう。

解体の補助金はありますか

自治体によっては、古い空き家の解体に補助を出していることがあります。対象や金額は自治体ごとに違うため、実家のある市区町村の窓口やホームページで確かめてください。

相続放棄をすれば費用はかかりませんか

相続放棄をすると実家を含む財産を引き継がない代わりに、ほかの財産も受け取れません。期限や手続きがあるため、考えているなら早めに家庭裁判所や専門家に相談してください。

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